Q1:「お暇をいただく」と「おいとまします」の違いは何ですか?
A1:文脈と目的に違いがあります。「おいとまします(いたします)」は主に「今から訪問先を立ち去る」という辞去の動作を表します。一方、「お暇をいただく」は訪問先から退出する許可をもらうニュアンスのほか、「長期の休暇を頂戴する」「会社を退職する」といった、所属や職務から離脱する意味合いで使われるケースが多く見られます。
Q2:メールや手紙などの文書で「おいとま」という言葉は使えますか?
A2:基本的には口頭で使われる言葉であるため、ビジネスメールや公的文書で「昨日はおいとまさせていただき…」と書くのは避けるのが賢明です。お礼状やメールでは「昨日は長時間の滞在となり失礼いたしました」「お忙しい中、貴重なお時間を頂戴しありがとうございました」と記述するのが標準的です。親しい知人への私信であれば風情ある表現として好まれます。
Q3:相手から「まだゆっくりしていってください」と引き止められたときはどう返すべきですか?
A3:相手の引き止めは多くの場合、温かい社交辞令やもてなしの配慮です。その好意に感謝を述べつつ、一度は笑顔で引き受けても、長居は避けるのがマナーです。「お心遣い大変嬉しく存じます。しかしながら、あまり長居をしてご迷惑をおかけしては心苦しいので、名残惜しいのですが本日はこれでお暇させていただきます」と、感謝をクッションにして丁寧に辞去の意思を伝えてください。