タブレット端末を使った自立学習や、AIドリルによる超効率化。一時はこれが教育の未来と持て囃された。しかし、現場からは異なる声が聞こえてくる。「画面に向き合うだけでは、モチベーションが続かない」「わかった気になっているだけで、記述問題になると手が止まる」という、いわゆる“デジタル疲れ”と“学習の形骸化”だ。
人間は、機械に褒められても心の底からは嬉しくない。信頼できる大人に認められ、対話を通じて思考を整理するプロセスがあって初めて、深い学びが生まれる。完全1対1の対面指導にこだわる姿勢は、効率化の対極にあるようでいて、実は最も確実な学力定着の近道なのだ。