2022年4月に発表され、同年6月の卒業セレモニーをもって幕を閉じた渡邉美穂の日向坂46卒業。グループが初の東京ドーム公演を成功させ、名実ともにトップアイドルへと登り詰めた絶頂期での卒業発表は、ファンに大きな衝撃を与えました。
当時ネット上では様々な憶測が飛び交いましたが、当時の公式ブログや雑誌のロングインタビューで本人が語った言葉には、極めて論理的かつ前向きな渡邉美穂の卒業理由が記されていました。
「グループでやりたいこと、見たい景色はすべて経験できた。これからは甘えを捨て、20代の早い段階で厳しい役者の世界へ飛び込みたい」という趣旨の手記を残している通り、彼女の決断は自身のキャリアを逆算した戦略的な自立でした。けやき坂46(ひらがなけやき)2期生として加入した初期から、グループ内初のソロ写真集となった渡邉美穂写真集『陽だまり』を刊行するなど先陣を切り続けてきた彼女にとって、グループの成熟とともに次のステージへ向かうことは必然の流れだったと言えます。