横浜高校野球部がこれまでに甲子園の舞台で残してきた足跡は、まさに高校野球の歴史そのものです。甲子園での最高成績は全国制覇(優勝)であり、選抜高等学校野球大会(センバツ)で3回、全国高等学校野球選手権大会(夏の甲子園)で2回、通算5回の全国優勝を成し遂げています。春夏通算の甲子園出場回数は35回を超え、通算勝利数でも全国トップクラスの金字塔を打ち立てています。
初優勝を果たしたのは1973年春の第45回センバツ大会でした。エースの飯田徳治氏らを擁し、粘り強い守備と勝負強い打撃で初の紫紺の大旗を神奈川へ持ち帰りました。その後、1980年夏の第62回大会では「甲子園のアイドル」として社会現象を巻き起こした愛甲猛投手の力投により、早稲田実業を下して悲願の夏初制覇を達成。そして1998年、松坂大輔投手を擁したチームが春・夏・国体・明治神宮大会の4冠独占という、高校野球史上唯一の「年間無敗(公式戦44連勝)」による春夏連覇という不滅の偉業を成し遂げました。
2006年春のセンバツ大会では、現監督である村田浩明氏が正捕手・副主将として攻守を牽引し、決勝戦で21対0というセンバツ決勝史上最多得点記録を打ち立てて優勝。横浜高校の甲子園歴代戦績は、単なる勝利数の多さだけでなく、大会史に永遠に残る記録的な勝ち上がりによって彩られています。