引退後の彼女のライフワークとして最も知られているのが、キルト作家としての本格的な活動です。30代の頃に世界的キルト作家・鷲沢玲子氏に師事して以来、30年以上にわたって針を持ち続けています。
東京国際キルトフェスティバルをはじめとする大規模な展示会には、本名の「三浦百恵」名義で大作を定期的に出展してきました。2019年には初の著書『時間(とき)の花束 Bouquet du temps』を出版し、累計発行部数20万部を超える異例のベストセラーを記録。作品の多くには、家族の成長や日々の感謝、季節の移ろいを表現した繊細なステッチが施されており、単なる趣味の領域をはるかに超えた高い芸術性と完成度が専門家からも高く評価されています。