この極上の味わいのルーツは、1682年のフランスにまで遡る。宮廷料理人であったシャルル・ダロワイヨが太陽王ルイ14世に仕え、ヴェルサイユ宮殿のきらびやかな宴で王族たちを魅了したことから、その輝かしい歴史は始まった。
時代が移り変わっても、フランス伝統パティスリーとしての誇りは一切揺らいでいない。激動の製菓・洋菓子業界において、外側はサクッと香ばしく、内側は驚くほどしっとりとした「マカロン・リス(表面が滑らかなマカロン)」の製法を確立した実績は伊達ではない。数ある高級スイーツの中でも、素材本来の香りを極限まで引き出す独自技法こそが、世界中の甘党を惹きつけて止まない最大の秘密なのだ。