風船の形状は、折り紙技法において古くから「水風船の基本形(三角フリップ)」と呼ばれる構造から作られます。まずは、標準的な15cm四方の折り紙を用意し、以下の折り紙風船の折り方手順に沿って正確に進めていきましょう。角と端を1ミリの狂いもなく合わせることが、後の膨らみやすさを左右します。
ステップ1:縦横・対角線の折り筋をつける
まず色のついている面を表にして対角線に三角に折り、しっかりと折り筋をつけて開きます。反対側の対角線も同様に三角に折って開きます。次に紙を裏返し、白い面を上にして長方形になるように半分に折ります。反対側も同様に半分に折って開きます。この「山折り」と「谷折り」の組み合わせによって、紙が自然と立体的に立ち上がる準備が整います。
ステップ2:三角基本形(三角形の袋)を折りたたむ
つけた折り筋に沿って左右の端を内側へ押し込むように寄せると、自然と平らな二重の三角形(水風船の基本形)が完成します。ここで左右の羽が歪んでいないかをチェックしてください。この基本形は立体紙風船の作り方において最も要となる土台です。
ステップ3:両面の角を頂点へ折り上げる
三角形の底辺の両端にある角を、上の頂点に合わせて折り上げます。表側の左右2か所を折ったら、裏返して同様に左右2か所を折り上げ、全体がシャープなひし形になるように整えます。
ステップ4:左右の角を中心線へ向かって折る
ひし形の左右の角を、中央の垂直ラインに合わせて内側へ折ります。表側が終わったら裏面も同様に折ります。この時、折り目が浮き上がらないよう、指の腹や爪の背を使ってしっかりとプレスするのが折り紙風船失敗しないコツです。
ステップ5:上部の三角フラップをポケットに差し込む
上部に残っている左右の小さな三角の角を斜め下へ折り下げ、ステップ4で折った左右の三角パーツの中にある「袋状の隙間(ポケット)」へ奥深くまで完全に差し込みます。裏面も同様に差し込みます。ここが緩いと、息を吹き込んだ際に空気圧でパーツが飛び出してしまいます。
ステップ6:空気穴を確認して立体化する
上下を確認すると、一方の先端に小さな穴(隙間)が自然と現れます。これが折り紙風船空気穴の作り方の終着点です。穴が開いていることを確認したら、次のセクションで解説する「決定的なコツ」を施してから息を吹き込みます。