一見順風満帆に見える同好会ですが、かつては深刻なファンの分断とネット上の炎上を経験しています。その震源地となったのが、ゲームアプリ『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル ALL STARS(スクスタ)』のメインストーリー第2部でした。
突如として登場した新キャラクターたちによる同好会の分裂や、既存メンバーへの厳しい処遇といった過剰な対立構造が、ファンの間で激しい物議を醸しました。「メンバー同士の信頼関係が壊れている」「キャラクターの魅力が損なわれている」といった批判がSNS上で噴出し、運営方針に対する懐疑論が広がった時期が存在します。結果としてスクスタは2023年6月30日をもってサービス終了を迎えることとなりました。
しかし、この危機を救ったのがテレビアニメ版の大胆な再構成でした。アニメ版制作陣は原作ゲームの対立構図を排し、「互いの違いを認め、応援し合うライバル」という原点のテーマを再定義。鐘嵐珠たちの加入経緯もポジティブな相互理解のプロセスへと丁寧に昇華させました。結果として、アプリのサービス終了という痛手を被りながらも、アニメとライブの現場がファンを再結集させる契機となったのです。