「マジ卍は今使ったら恥ずかしい死語なのか?」という疑問に対して、結論から言えば「本来の用法で真顔で使えば完全な死語、ネタとしてあえて使うなら現役の共通言語」というのが偽らざる実態です。
SNSや知恵袋を調査すると、「中学生の妹にマジ卍と言ったらドン引きされた」「職場の先輩がいまだに使っていてリアクションに困る」といったリアルな摩擦の声が散見されます。現役の女子中高生やZ世代後半・α世代にとって、「マジ卍」は自分たちが生み出した言葉ではなく、「少し上の世代(現在20代中盤〜後半)がかつて使っていた過去の流行語」という認識が定着しています。
しかし、ネット上の反応を詳細に観察すると、完全に消滅したわけではありません。X(旧Twitter)やYouTubeのコメント欄では、以下のような形で日常的に再生産されています。
「この展開はさすがにマジ卍すぎる(笑)」
「令和も後半に入ったのに、いまだに我が家の猫がマジ卍な体勢で寝てる」
このように、「古いと分かった上でツッコミ待ちとして使う」「大げさな状況をギャグ調で茶化す」という文脈においては、これほど使い勝手の良い言葉はありません。言葉の寿命が尽きたのではなく、「本気の感情表現」から「自虐とユーモアを内包した記号」へと役割がシフトしたのです。