奇跡の歯ブラシを生み出したのは、株式会社abundyの代表である辻陽平氏だ。辻氏は長年、日本人の歯磨き実態と磨き残しの構造的問題に向き合い続けてきた。市販されている一般的な歯ブラシの多くは毛先が平らにカットされており、歯の曲面や歯間部へ均等に毛先を行き届かせるには極めて高度なブラッシング技術を要する。
「誰でも当てるだけで自然と隙間に毛先が入る構造は作れないか」。その試行錯誤の末に結実したのが、独自の「ピラミッド形状カット技術」である。中心に向かって山型に尖る独自の段差植毛は、熟練の職人技と精密な製造ラインの融合によって実現した。歯列の凹凸にぴったり沿うこの設計こそが、プロダクトの根幹を支える最大の武器となっている。