パーカーのフード描き方入門!ペラペラ感を解消する立体構造の秘密

パーカーのフード描き方入門!ペラペラ感を解消する立体構造の秘密

パーカーのフード描き方入門!ペラペラ感を解消する立体構造の秘密に関する専門家の意見を丁寧に解説いたします。

フードを描く上で最も重要なのが、「下ろしている時」と「被っている時」で力の加わり方が180度変わるという点です。それぞれの状態における構造的特徴を正しく把握しましょう。

項目詳細・構造のポイント一般的な初心者のミス編集部の見解・評価フードを下ろした状態肩と背中に乗る「三角形〜台形」の重なり。首回りにクッション状の溜まりができる。背中に平たく張り付く、首との隙間がない。首後ろのボリューム感を意識することで、横顔や斜め構図の奥行きが劇的に向上する。フードを被った状態頭頂部を支点に、首元(鎖骨)へ向かって布が引っ張られるテンションが発生。頭部のアウトラインに沿いすぎて水泳帽のようになる。側頭部や後頭部に適度な空間の余裕(たるみ)を残すことが自然さの鍵。フードの紐(ドローコード)胸の傾斜に沿いつつ、先端は重力で真下に垂れる。動きに合わせて揺れが生じる。針金のように硬くまっすぐ描いてしまう。紐の太さと先端の金属・結び目を描き分けることで、情報密度が大幅にアップする。

フードを下ろした状態:横顔と後ろ姿で差がつくシルエット

フードを下ろした状態の描き方では、布の重なりが主役になります。首の後ろに布が折り畳まれて溜まるため、正面から見ると首の両脇にエリのようなボリュームが見え、横から見ると首の後ろに三角形の山ができます。

特にフードの横顔描き方においては、首の根元から肩甲骨にかけてのなだらかなスロープに布が「乗っている」感覚を描くことが重要です。また、フードの後ろ姿描き方では、中央の縫い目(シームライン)を一本走らせることで、布が左右に分かれて落ちていく自然な立体感を表現できます。

フードを被った状態:テンションラインと空間の作り方

一方、フードを被る描き方では、頭頂部から顎下・鎖骨にかけて放射状に伸びる引っ張りシワ(テンションライン)が発生します。頭の形そのままに描くのではなく、頭頂部と側頭部の間に「指1〜2本分の空気の層」を意識してアタリを取るのが失敗を防ぐコツです。

橋本 菜々子
著者

橋本 菜々子

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。