手荷物のサイズや重量が既定の無料枠をオーバーした場合、カウンターで支払う超過手荷物料金が発生します。特に国際線や重量オーバー時の課金体系は、事前の想定を超えて高額になりやすいため注意が必要です。
国内線の場合、無料枠(普通席20kg)を超過すると、重量超過料金が段階的に加算されます。例えば21kg〜30kgまでの超過は1区間あたり約2,500円、31kg〜40kgでは約3,500円といった形で設定されており、1個あたりの最大重量は32kg、合計総重量は100kgが上限です。超過料金を惜しんでカウンター前で荷物を開け、詰め替えに追われる搭乗客の姿は日常茶飯事となっています。
さらに警戒すべきは国際線の超過手荷物料金です。国際線は「個数」「重量」「サイズ」のそれぞれに独立して超過料金が設定されています。例えば、日本発着のアジア・北米・欧州路線においてエコノミークラスで3個目の手荷物を預ける場合、1個あたり1万円〜2万円超の追加チャージが課されるケースが一般的です。事前に超過が分かっている場合は、空港カウンターで直接支払うよりもANA公式ウェブサイトから「事前追加手荷物」を申し込むことで、割安な特別レートが適用される仕組みが整っています。