彼女が表舞台を去ってから半世紀近くが経過しようとしている今も、その存在感は色褪せるどころか、新たな世代へと引き継がれている。ストリーミングサービスで解禁された彼女の楽曲は、TikTokやSpotifyなどを通じて10代や20代の耳にも届き、「歌唱力と表現力が異次元」「今の時代にない凛とした佇まい」と驚きをもって受け止められている。
リアルタイムで彼女を知らない若い世代にとっても、山口百恵は単なる「昭和の過去の歌手」ではなく、自らの意志で潔くキャリアを終わらせた一人の自立した女性としての生き様を含めて、憧れの対象であり続けているのだ。