日本のインナーウェア産業を牽引するトップメーカーも、干し方の重要性を繰り返し発信している。株式会社ワコールは、カップ内の水分を手で優しく押し絞り、形を綺麗に整えてから陰干しするステップを推奨。形を整えずに干すと、乾燥したときの歪みがそのまま形状記憶されてしまうためだ。
一方、トリンプ・インターナショナルも同様に、ワイヤーのねじれやパッドの偏りを干す直前に指先で直す「ワンアクション」の重要性を説く。両社に共通しているのは、脱水直後のわずか5秒の手間を惜しまない姿勢だ。このひと手間で、ブラジャー本来の立体構造が驚くほど長持ちする。