かつて円盤(Blu-ray・DVD)の累計平均売上枚数を指標に繰り広げられた歴代覇権アニメスレは、ネットオタク文化を象徴する一大コンテンツであった。『涼宮ハルヒの憂鬱』『コードギアス』『魔法少女まどか☆マギカ』など、時代を画したタイトル群はスレッド住民の厳しい査定を潜り抜けて評価を確立してきた。
掲示板で定期的に投下される5ちゃんねるアニメランキングのテンプレや、単なる人気投票にとどまらない神アニメ評価ネットの反応は、作画枚数や伏線回収の巧拙を争点に長年研ぎ澄まされてきた。配信時代となった現在でも、作品の格付けをめぐる論争はオタクたちのアイデンティティをかけた戦場として機能している。