伊勢崎のカレーを語る上で欠かせない二大潮流が、「伊勢崎 パキスタン料理 本格カレー」と「伊勢崎 スパイスカレー 人気店」の躍進です。
市内のロードサイドに佇むパキスタン系レストランへ足を踏み入れると、そこは日本であることを忘れるようなスパイスの芳香に包まれます。厨房からは巨大なタンドール窯の熱気が伝わり、店員同士がウルドゥー語で言葉を交わす空間。取材班が注文した看板メニューの「マトンニハリ」は、大きな骨付き羊肉がホロホロに煮込まれ、濃厚なグレービーソースに針生姜と青唐辛子が鮮烈なアクセントを加えていました。現地出身のシェフは、取材に対して次のように語ってくれました。
「自分たちが普段食べている味を薄めたり、日本のカレールウのように甘くしたりすることは絶対にしません。油もスパイスも肉の骨髄も、すべて本国のレシピそのまま。週末になると東京や神奈川からもパキスタンの人たちやカレーマニアが集まってくれます」
一方、平日の昼時に長蛇の列を作るのが、昼営業を主軸にした「伊勢崎カレー ランチおすすめ」の創作スパイスカレー各店です。ここでは上州麦豚のキーマや旬の地元野菜を使った副菜が鮮やかに盛り付けられ、小麦粉を使わずスパイスと出汁の力だけで仕上げたグルテンフリー志向の一皿が支持を集めています。プレート上で異なる2種〜3種のカレーを混ぜ合わせながら味覚の変化を楽しむスタイルは、若い世代を中心に熱烈なファンを形成しています。
また、ファミリー層やグループ利用で圧倒的な強さを誇るのが「伊勢崎 インドカレー ナン食べ放題」を掲げる大型店です。注文を受けてから焼き上げる50cm超の熱々ナンが何枚でもおかわり可能で、マイルドなバターチキンやサグ(ほうれん草)チキンとともに1,000円前後で満腹になれる安心感は、ロードサイド型外食の代表格として揺るぎない人気を保っています。