鈴鹿央士のキャリアを語る上で欠かせないのが、まるで映画のワンシーンのような芸能界入りの経緯です。2016年秋、岡山県内の高校(岡山県立西大寺高等学校)に通っていた当時高校2年生の彼は、自身の通う学校が映画『先生! 、、、好きになってもいいですか?』のロケ地となったことをきっかけに、軽い気持ちでエキストラとして参加しました。
そこで彼を一目見て強い衝撃を受けたのが、主演を務めていた広瀬すずでした。当時の撮影現場における証言によると、広瀬は控室に戻るやいなやマネージャーに対して「ものすごく顔が小さくて可愛い男の子がいる」と興奮気味に直訴。普段は滅多に他薦をしないトップ女優が熱烈に推薦したことで、芸能事務所フォスターのマネジメント陣が即座に動き、現地でスカウトの声をかけるに至りました。
この運命的な出会いに対する深い感謝から、芸名である「鈴鹿」の名字は広瀬すずの本名(鈴華)やすずという名前にちなんで名付けられたというエピソードは、ファンの間でも語り草となっています。なお、気になる本名について公式発表はなされていませんが、地元岡山での同級生の手記や卒アル情報などから「ひろと」という名前である説が有力視されています。自らの意思で歩み始めた芸能の道において、恩人への敬意を芸名に刻み込み、謙虚にキャリアを積み上げてきた姿勢こそが、彼の誠実な人柄を物語っています。