SNSや自動車コミュニティ、大手掲示板等に寄せられる「覆面パトカー検挙の瞬間」の証言を精査すると、捕まったドライバーの多くが異口同音に口にする共通のフレーズがあります。それは「バックミラーを見た時は誰もいなかったのに、気づいた時には真後ろにいた」という告白です。
現場目線で分析すると、これは覆面隊員が意図的にドライバーのサイドミラーやルームミラーの「死角」を縫うようにアプローチしている証拠に他なりません。パトロール隊員は高速走行中、ターゲットの斜め後方(Cピラーの影)をキープし、ミラーに映り込まない位置から間合いを詰め、一瞬で真後ろにスライドして追尾計測を開始します。
また、ドライバー同士の情報交換では次のような現場観察の声が多く聞かれます。
「新東名で左車線をやたら大人しく走っているクラウンを抜いた瞬間、スッと後ろにつかれた。追越車線に出た瞬間の動きの俊敏さが尋常じゃない」
「料金所を出てすぐの本線合流で一気に加速したら、PAの出口から合流してきた一般車風のセダンにそのまま後ろを取られた」
これらのリアルな体験談が示すのは、覆面パトカーは「単に走っている」のではなく、獲物が加速する瞬間を計算し尽くしてポジション取りを行っているという現実です。