50代になると避けて通れないのが、生え際の後退や白髪の増加です。かつては「黒染めで塗りつぶす」「長めの前髪で隠す」方法が一般的でしたが、現在では「カットラインとカラー技術で自然に馴染ませる」アプローチが定着しています。
薄毛を目立たせないカットの鉄則
M字部分や頭頂部の薄毛を隠そうと髪を長く伸ばすと、かえって毛量の密度の差が強調され、薄い部分が目立ってしまいます。サイドを短く刈り上げて全体との毛量差を縮めることで、視線が頭頂部へ集中するのを防ぎます。前髪を上げて額をすっきりと見せた方が、全体として毛量感が豊かに映るのです。
白髪をデザインに変える「白髪ぼかし」
真っ黒に染める白髪染めは、生え際が伸びてきた際に白と黒の境目がくっきりと目立ち、こまめなリタッチが必要になります。そこで選ばれているのが、細いハイライトを入れて白髪をグラデーション状に馴染ませる「白髪ぼかし」です。グレーやアッシュ系のニュアンスを加えることで、ロマンスグレーのような洗練された雰囲気が手に入り、伸びてきた白髪も自然にカモフラージュされます。