手軽さが魅力のさつまいも×HMスイーツですが、ネット上で散見される情報の中には注意すべきポイントも存在します。
第一の誤解は、「さつまいもは生のまま生地に混ぜても美味しく焼ける」という思い込みです。さつまいもは加熱によってデンプンが糖化し、甘みと柔らかさが生まれます。生のまま混ぜて焼くと、中心部に火が通る前に生地表面が焦げてしまったり、硬い食感が残ってしまったりする原因になります。必ずあらかじめ電子レンジ(600Wで3〜4分程度)や蒸し器で加熱し、竹串がスッと通る状態にしてから生地に加えることが不可欠です。
第二の盲点は、「ホットケーキミックスを使えばどんな水分量でも膨らむ」という過信です。さつまいも自体に含まれる水分量は品種(ホクホク系の紅あずまや鳴門金時、しっとり・ねっとり系の紅はるかや安納芋など)によって大きく異なります。ねっとり系の品種を使用する場合は、加える牛乳や豆乳の量を10〜20%減らすなど、生地の硬さを「スプーンからボタッと落ちる程度」に調整するのが失敗を防ぐ鉄則です。