【2026甲子園】9回裏2死からの劇的サヨナラ!優勝候補が散った魔物の15分と球場を揺らした歓声の全貌

【2026甲子園】9回裏2死からの劇的サヨナラ!優勝候補が散った魔物の15分と球場を揺らした歓声の全貌

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誰もが勝負あったと思った。スコアは2-1、相手エースのキレのあるストレートに打線は完全に封じ込まれ、2死ランナーなし。アウトあと一つで敗退が決まる土壇場。打席に入ったのはチームの主将だった。

「狙っていたのは初球のスライダーだけでした」。試合後のヒーローインタビューで涙を拭いながら語った言葉通り、振り抜かれたバットは快音を残して白球をライト線へと運んだ。土壇場での二塁打。ここから甲子園特有の「魔物」が解き放たれる。

続く代打が死球で出塁すると、敵地の応援をも巻き込む大声援が球場全体を包み込んだ。相手投手の指先がわずかに震える。暴投でランナーが進塁し、2死二、三塁。ここで打席に立った4番の一打が、レフト前へ落ちる奇跡の逆転サヨナラ2点適時打となった。

橋本 菜々子
著者

橋本 菜々子

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。