もし肘の乾燥に加えて、強い痒みや赤み、あるいはフケのように皮膚がボロボロと剥がれ落ちる状態が続いているなら、単なる乾燥肌ではなく専門的な治療を要する皮膚疾患の可能性を疑う必要があります。
肘の外側は、銀白色の分厚い角質が付着し、皮膚が赤く盛り上がる「尋常性乾癬(じんじょうせいかんせん)」の初期症状が非常に現れやすい部位として知られています。乾癬は自己免疫のバランス異常などが関与しており、市販の保湿剤だけでは根本的な改善が期待できません。
一方で、肘の内側(関節の屈曲部)を中心に強い痒みや赤み、皮膚の硬化がみられる場合は、アトピー性皮膚炎や接触皮膚炎(かぶれ)が強く疑われます。炎症を伴う状態でスクラブなどで無理に角質を擦ると、症状が劇的に悪化し広範囲に広がるリスクがあるため、自己判断での過度なケアは禁物です。