乾燥麹と生麹の違いは?換算・戻し方から保存・効果まで徹底比較

乾燥麹と生麹の違いは?換算・戻し方から保存・効果まで徹底比較

乾燥麹と生麹の違いは?換算・戻し方から保存・効果まで徹底比較に関する知りたいポイントを徹底的にまとめました。今すぐチェックことができます。

ネット上の口コミやSNSでは「乾燥麹は加熱処理されているから酵素が死んでいる」「生麹でないと本当の発酵効果は得られない」といった誤解が散見されますが、これは科学的な事実と異なります。

乾燥麹の製造工程において行われるのは、酵素が失活しない低温(通常40℃〜45℃以下)での丁寧な通風乾燥です。酵素(アミラーゼやプロテアーゼなど)はタンパク質であるため、60℃〜70℃以上の高温にさらされない限り壊れることはありません。水分が抜けて一時的に活動をストップしている(休眠している)だけなので、水と適正な温度(55℃〜60℃の糖化温度など)が与えられれば、生麹と同等の強力な分解力を発揮します。

したがって、「乾燥麹だから甘くならない」「乾燥麹だから肉が柔らかくならない」ということは一切なく、失敗の原因のほとんどは「水分量の不足」または「発酵温度のブレ」にあります。

佐々木 一輝
著者

佐々木 一輝

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。