高木ひとみ〇の代名詞といえば、ホラー映画『チャイルド・プレイ』の殺人人形チャッキーを彷彿とさせる、けたたましくも癖になる金切り声です。視聴者の間では「普段からあの声なのか」「喉を壊さないのか」という疑問が長年囁かれてきました。
本人がバラエティ番組の特集や密着取材で語ったところによると、幼少期から地声のトーンが高めであったことは事実ですが、芸人としての「あの声」は意図的に開発された独自の発声技術によるものです。以前のインタビューにおいて彼女は「喉を締め付けるのではなく、鼻腔と頭頂部に響かせる発声をしているため、何時間叫び続けても声が枯れない」と明かしています。保育実習時代に大勢の子どもたちの注意を惹きつけるために使っていた声のトーンが、芸人活動における試行錯誤の中で極限まで研ぎ澄まされた結果だと言えるでしょう。
2018年に現在のコンビ「ぽんぽこ」を結成し、わずか2年足らずで『ぐるナイ おもしろ荘2020』に出演。強烈なキャラクターで一躍脚光を浴びました。一発屋として消費されがちな強烈なキャラ芸でありながら、声のトーンを巧みにコントロールし、バラエティのひな壇で適切なタイミングで切り込む反射神経の良さが、現在も第一線で起用され続ける大きな要因です。