味スタと東京スタジアムは同じ?名前が2つある理由と命名権の真相

味スタと東京スタジアムは同じ?名前が2つある理由と命名権の真相

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かつて在日米軍調布基地の跡地だった広大な土地に、2001年3月に誕生した東京スタジアム。開場からわずか2年後の2003年3月、日本の公共スタジアムとして初となる画期的なネーミングライツ契約が調印されました。パートナー企業に名乗りを上げたのが、大手食品メーカーの味の素株式会社です。

当時の日本において、公有財産に民間企業の名称を冠する手法は前例が乏しく、自治体関係者やファンの間でも大きな議論を呼びました。しかし、年間数億円規模にのぼる命名権料がスタジアムの維持管理費や大規模改修の財源として還元される仕組みは、スタジアム経営の画期的な成功モデルとして全国の自治体に衝撃を与えました。

当初の5年契約満了後も両者はパートナーシップを継続。契約更新を重ねるごとに「味スタ」の通称はファンの生活に深く根付き、現在に至るまで国内屈指の長期ネーミングライツ事例としてスポーツビジネス界を牽引し続けています。

中村 さくら
著者

中村 さくら

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。