現在、たつこ像は年間を通じて多くの観光客が訪れる定番フォトスポットとなっています。実際に足を運ぶと、写真だけでは伝わらない独自の魅力とリアルな現場の様子が見えてきます。
特筆すべきは、湖水の驚くべき透明度です。たつこ像が立つ浅瀬には、透き通ったエメラルドグリーンの水面の中に無数のウグイ(魚)が泳いでおり、売店で購入できるエサを投げると一斉に群がる光景が観光客の人気を集めています。像の足元に広がるグラデーションは、天候や太陽光の差し込み方によって分刻みで表情を変えます。
隣接する浮木神社(かんさぐう / 漢槎宮)は、流れ着いた大木がそのまま湖面に浮いていたことから名付けられた歴史ある小祠です。辰子姫伝説にあやかった「美守(うつくしまもり)」や「縁結び絵馬」が授与されており、女性の一人旅やカップルの参拝が途切れません。湖上に突き出た参拝台からは、視界いっぱいに広がる水面とともにたつこ像を斜め後方から望むことができます。