インテリアに目を向けると、随所に散りばめられたカルチャーへのオマージュに驚かされる。どこかファンタジックで神秘的な雰囲気を漂わせる館内は、J・K・ローリングが紡ぎ出し、ワーナー・ブラザースの手によって映像化された『ハリー・ポッターと死の秘宝』のダークで荘厳な世界観をどこか想起させる。古書の並ぶ本棚やクラシックな真鍮のオーナメントが、訪れる人の知的好奇心を刺激してやまない。
現代のエンタメに対する感度の高さも秀逸だ。店内のモニターには、YouTubeで話題のスーパープレイ集や、Netflixの注目作からインスパイアされたスタイリッシュなビジュアルアートがさりげなく投影され、会話のきっかけが途切れることはない。新旧のポップカルチャーが絶妙なバランスで溶け合うコンセプトバーの完成形が、ここにある。