ガンダム名言「やらせはせんぞ」元ネタと真意!ドズル最期とパロディ解説

ガンダム名言「やらせはせんぞ」元ネタと真意!ドズル最期とパロディ解説

ガンダム名言「やらせはせんぞ」元ネタと真意!ドズル最期とパロディ解説の基本情報から最新動向までを徹底的にカバーしました。

インターネット上で日常的に見かける「やらせはせんぞ」というフレーズですが、その発祥は1979年に放映された『機動戦士ガンダム』第36話「恐怖!機動ビグ・ザム」にあります。宇宙世紀0079年12月24日、地球連邦軍がジオン公国の重要拠点である宇宙要塞ソロモンへ総攻撃を仕掛けたソロモン攻略戦の名シーンにおいて、この伝説的な台詞は誕生しました。

連邦軍の新兵器「ソーラ・システム」による灼熱の照射を受け、要塞ソロモンの陥落が決定的となった局面で、司令官ドズル・ザビ中将は潔く敗北を悟り、要塞の放棄と全軍への撤退命令を下します。この時、ドズルは妻ゼナとまだ乳飲み子であった娘ミネバを脱出カプセルで逃がし、自らは残存艦隊と将兵たちがグラナダやサイド3へ無事に落ち延びるための「殿(しんがり)」を務める道を選びました。

彼が駆ったのは、圧倒的なメガ粒子砲の火力を誇る試作型巨大モビルアーマービグ・ザムでした。単身で連邦軍の主力艦隊へ突撃したビグ・ザムとドズルは、ティアンム提督が座乗する旗艦タイタンをはじめとする多数の戦艦を次々と撃沈。しかし、スレッガー・ロウ中尉搭乗のGファイターによる特攻と、アムロ・レイが操るガンダムのビーム・サーベルによる肉薄攻撃を受け、ビグ・ザムはついに大破・炎上します。

機体が爆発四散する直前、コクピットから脱出したドズルは、崩れ落ちる機体の上に仁王立ちとなり、右手に持った自動小銃(マシンガン)をガンダムに向けて乱射しながら絶叫しました。巨大な人型兵器に対して生身の人間が小銃で立ち向かうという常軌を逸した構図、そしてその背後に立ち上る巨大な怨念のオーラに、ニュータイプとして覚醒しつつあったアムロすら「な、何だ…?」「あ、悪魔…!」と戦慄したのです。

中村 さくら
著者

中村 さくら

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。