稲美北中学校の部活動は、決してスパルタ的な詰め込み主義ではなく、生徒の自主性を尊重した活動姿勢が定評を得ています。特にグラウンド環境が広大であり、陸上競技や野球、ソフトテニスなどの屋外種目は恵まれたスペースで練習を展開できる強みがあります。
中でも陸上競技や駅伝分野は伝統的に地域全体のレベルが高く、大会で好成績を残す選手が定期的に現れます。また、文化部では吹奏楽部や美術部が精力的に活動しており、校内行事の文化祭(北中祭)や地域イベントでの演奏披露など、町とのつながりを感じられる機会が多く設けられています。
一方、部活動を取り巻く環境は全国的な改革の過渡期にあります。稲美町教育委員会が推進する部活動の地域連携・休日地域クラブ移行のガイドラインに沿って、休日の活動日数や指導者の配置に関する見直しが段階的に進められています。教員の過重労働是正と生徒の怪我防止を図りながら、競技力を維持するための模索が続いています。
過度な長時間拘束が是正されたことで、平日の放課後に通塾や習い事の時間を確保しやすくなった点を好意的に捉える保護者が増えているのも事実です。