レジャラン成東店が長年にわたりコアな支持を集めている最大の要因は、フロア奥に広がるアーケードおよびメダルコーナーの充実ぶりにあります。近年のアミューズメント業界では、高収益なクレーンゲームへの全面転換を進めてビデオゲームを撤去する店舗が相次いでいますが、同店は「ゲーマーの聖地」としての気骨を保ち続けています。
まず注目すべきは音ゲーの設置状況です。『beatmania IIDX』『SOUND VOLTEX』などのBEMANI主力機種をはじめ、『CHUNITHM(チュウニズム)』『maimai でらっくす』『オンゲキ』、そして老若男女に愛される『太鼓の達人』が稼働しています。取材時にも確認できたのは、定期的なボタンのバネ調整や画面の反射防止対策、イヤホンジャックの断線チェックなど、現場スタッフによる細やかなメンテナンスの跡です。プレーヤーが集中できる環境が整っており、スコアアタックに挑む常連たちの姿が絶えません。
一方、メダルゲームの料金システムは、地方都市のロードサイドならではの圧倒的な優位性を誇示しています。1,000円単位からの貸出設定は一般的なモール型店舗よりも割安に設定されており、数千円を投資すれば半日から丸一日じっくり腰を据えてプッシャー系ゲームや競馬ゲームに没頭できます。シニア層から週末のファミリーまで、幅広い客層がゆったりと自分のペースで時間を消費できる空間設計が成立しています。