裏社会における資金源の中核を成すのは、依然として特殊詐欺と闇バイトを悪用した組織的略奪です。高齢者を狙った架空料金請求や還付金詐欺に加え、昨今では暗号資産(仮想通貨)や海外FX取引を装った投資詐欺が急増しています。マッチングアプリやSNS広告を通じてターゲットを信用させ、指定口座や偽の運用アプリへ多額の送金をさせる手口は巧妙さを極めています。
また、繁華街における古典的なぼったくりバーや高金利の闇金ビジネスも健在です。法外な飲食代を請求してクレジットカードを限度額まで切らせたり、正規の金融機関から融資を受けられない困窮者へ違法な貸付を行い、過酷な取り立てで搾取を続けます。
さらに見逃せないのが、違法オンラインカジノやスポーツベッティングの胴元ビジネスです。海外サーバーを経由して日本のユーザーにギャンブルを提供し、決済代行業者を装って賭け金を手数料名目で吸い上げる手法により、毎月数千万円から数億円規模の不法収益が半グレ幹部へと流れる構図が定着しています。