プライフーズスタジアムの真実|座席・アクセス・J2改修計画の今

プライフーズスタジアムの真実|座席・アクセス・J2改修計画の今

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スタジアムの設備面に課題が残る一方で、訪れたファン・サポーターを熱狂させ、リピーターを生み出し続けている最大のストロングポイントがプライフーズスタジアムのスタジアムグルメ(スタグル)です。Jリーグ界隈でも「八戸のスタグルは全国トップクラスの満足度」と絶賛されています。

スタジアム前広場にずらりと並ぶキッチンカーやテントブースには、青森県・八戸市が誇る海と大地の恵みが集結しています。代表格である「八戸前沖さば」を使った串焼きやサバサンド、郷土料理の「八戸せんべい汁」、さらには地元産ブランド牛や豚肉の鉄板焼き、水揚げされたばかりのホタテやイカの浜焼きなど、一般的なスタジアムの軽食メニューとは一線を画す本格的な郷土料理がリーズナブルな価格帯で提供されています。

現地を訪れたサポーターのコミュニティやSNS上には、スタジアムの雰囲気と食体験に対する率直な評価が寄せられています。

「ゴール裏の芝生席から見るピッチの近さに息を呑んだ。選手のコーチングの声や激しいコンタクトの音がそのまま耳に届く臨場感は、巨大な陸上兼用スタジアムでは絶対に味わえない宝物」(関東在住・Jリーグ観戦歴15年サポーター)

「八戸前沖さばの串焼きと地元のクラフトビールを芝生の上で味わう時間は至福。ただ、秋口の曇天時は海からの風が予想以上に冷え込むので、ダウンジャケットや防寒ひざ掛けを用意しておいて本当に良かった」(遠征サポーターの手記より)

スタジアム関係者の証言によると、飲食エリアは試合観戦チケットを持たない地域住民でも気軽に立ち寄れるオープンなコミュニティスペースとして機能しており、試合開催日そのものが地域のお祭りとして定着しています。ハード面のコンパクトさを、ソフト面のホスピタリティと圧倒的な食の魅力が見事に補完している現場のリアルがここにあります。

吉田 誠
著者

吉田 誠

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。