多くのファンやメディアが注目する髙地優吾の公式入所日は、2009年5月24日です。この日は単に事務所と契約を交わした日ではなく、日本テレビ系バラエティ番組『スクール革命!』の「3年J組新入生オーディション」最終選考が生放送・オンエアされ、合格者としてスタジオでお披露目された記念碑的な日付となっています。
当時の髙地優吾は15歳、高校に入学したばかりの多感な春でした。オーディションの応募総数は全国から1,300人超が集まり、書類選考や複数回に及ぶダンス・歌唱審査、さらには一般視聴者による電話投票(視聴者投票)まで組み込まれた、当時のジュニアオーディションとしては異例の公開レースでした。
芸能養成所に通っていたわけでもなく、ダンスや歌のレッスン経験も一切なかった彼が、最終決戦のステージで見せたのは技術ではなく「圧倒的な素朴さと愛嬌」でした。番組MCを務める内村光良やHey! Say! JUMPのメンバーが見守る中、緊張でぎこちない動きを見せながらも、カメラに向けた屈託のない笑顔が審査員と視聴者の心を鷲掴みにしたのです。番組関係者の証言によると、選考会議の段階で「技術的に完成された子よりも、伸びしろと好感度が群を抜いている」と満場一致に近い支持を集めていたと報じられています。