体操のお姉さん・身体表現のお姉さんのオーディションは、一般公募ではなく、体育大学(日本体育大学など)、音楽大学、ダンス専門スクール、劇団などを通じた「推薦公募および非公開オーディション」が中心となってきました。
一次書類審査から最終選考に至るまで、倍率は数百倍に達します。選考で重視されるのは、単なる新体操やダンスの高度な技術だけではありません。歴代関係者が口を揃えるのは、以下の3つの審査基準です。
- 子どもに対する瞬時の受容力と共感力:収録スタジオには初めて親から離れて泣き叫ぶ幼児が溢れます。どんなハプニングが起きても笑顔を崩さず、優しく包み込みながら進行できる心理的安定性が問われます。
- 圧倒的なフィジカルとスタミナ:週数日のハードなスタジオ収録に加え、土日の全国ファミリーコンサート巡演に耐えうる強靭な体力と自己管理能力。
- カメラを通しても濁らない清潔感と笑顔:保護者層からも無条件に信頼される明るさと、清潔感のあるビジュアル・発声。
例えば、第5代身体表現の上原りささんは洗足学園音楽大学ミュージカルコース在学中に抜擢され、初代体操のお姉さんである秋元杏月さんは6歳から新体操を13年間続け、子どもたちへの指導経験を持っていたことが大きな強みとなりました。