毎年12月下旬、日本中が固唾をのんで見守る「大精算スペシャル」。前シーズン最終盤で突きつけられたぐるナイゴチのクビ結果速報は、まさに番組史に残る大波乱となりました。通例としてぐるナイ大精算クビ人数は2〜3人の間で推移しますが、前回の最終戦では、生放送特有の張り詰めた空気の中、残留ボーダーライン上にいた人気実力派タレントと若手枠の双方が一撃で散る劇的な幕切れを迎えました。スタジオに響き渡った悲痛な叫びと、関係者席に漂った本物の絶望感は、単なる台本ありきのバラエティではない「ガチの過酷さ」を改めて実証した瞬間でした。
そして年明け、注目のゴチ新メンバー発表日として設定された新春特番。恒例の特殊メイクや着ぐるみによるシルエット演出が施される中、ぐるナイゴチ新メンバー予想でネット上を賑わせていた候補者たちの名前が次々と検証されました。登場したのは、飛ぶ鳥を落とす勢いでドラマ・映画の主演を重ねる若手トップ俳優と、独自のワードセンスでお笑い界の勢力図を塗り替えつつある超人気芸人の2名。マスクを脱ぎ捨てた瞬間のスタジオのどよめきと、SNSで秒単位で拡散された驚きの声は、視聴者が抱いていた「マンネリ化」の懸念を一瞬で払拭するほどの熱量を帯びていました。
新たに幕を開けたゴチ27のレギュラー陣は、ナインティナインの岡村隆史・矢部浩之という絶対軸を中心に、残留を果たした中堅メンバーとフレッシュな新戦力が複雑に絡み合う構成となっています。序盤戦から設定金額とのズレに苦悩する新メンバーの姿や、ベテラン勢の容赦ない揺さぶりが交錯し、一戦ごとに順位が激しく乱高下する予断を許さない滑り出しを見せています。