宇宙ビジネスは今、単なるロケットの打ち上げ競争から、軌道上のインフラ維持・管理という「裏方」のビジネスへとシフトしている。道路が整備されていなければ車が走れないのと同じように、デブリが放置された軌道では、どんなに高性能な衛星も運用できないからだ。
この巨大なブルーオーシャンを巡り、欧米のメガテック企業や中国系のスタートアップも虎視眈々と参入の機会をうかがっている。その中で、日本発の技術が国際デファクトスタンダード(事実上の業界標準)を握る意味は大きい。今回の提携により、同社は競合他社に対して少なくとも3年は先行したと見られている。