日本の製菓産業は、世界的に見てもきわめて競争が激しい。市場には毎週のように新商品が投入され、棚の取り合いが繰り広げられている。そうした淘汰の波の中で、ブランドの地位を確固たるものにした背景には、既存の技術的限界に挑み続けた開発チームの執念があった。
従来のキャンディ製造では、外側のコーティングを均一に保ちながら内側に濃厚な果汁ペーストやエキストラ成分を封入することは極めて難しかった。しかし、高度な成型技術と徹底した品質管理によって、外側はツルツル、中はジューシーという多層構造が完成。口に入れた瞬間の感動が口コミで広がり、リピーターを爆発的に増やす結果となった。