松居一代の人生を語る上で欠かせないもう一人のキーパーソンが、最初の夫との間に誕生した一人息子の存在です。かつて重度のアトピー性皮膚炎を患っていた息子を、徹底した食事療法と献身的な看病で救い出したエピソードは、彼女の母としての原点として広く知られています。
「息子の現在と職業」について調査すると、彼は母親の七光りに頼ることなく、独立独歩のキャリアを歩んでいます。成蹊大学を卒業後、ITベンチャー企業を自ら創業。料理レシピ関連のサービスやスマートフォン向けアプリケーションの開発、各種デジタルプロデュースを手がける敏腕経営者として確固たる地位を築いています。
船越英一郎との離婚調停に伴い、息子と船越との養子縁組も解消されましたが、現在、母と息子の関係は良好な大人のパートナーシップへと移行しています。母親の過剰な干渉から離れ、自立した起業家として生きる息子の姿勢と、彼を一人の男として認めて米国から見守る松居一代の姿勢には、かつての母子密着から脱却した健全な距離感が観察されます。