文字の上に水平線を引いて抹消を示す表現は、タスク管理や見積書の改定作業で頻繁に登場する。だが、ホームタブのフォント詳細メニューを開いてチェックボックスを付ける手間にストレスを感じている人は少なくない。実務で最も素早く対処する方法は、キーボードによる直接入力だ。
Windows 11環境で動作するMicrosoft Excelの場合、最もスタンダードで強力なショートカットキーは「Ctrl + 5」である。テンキーの5ではなく、アルファベットキーの上部に並ぶ数字の「5」を押す点に注意したい。該当セルを選択した状態で「Ctrl + 5」を叩くだけで、一瞬で文字の上に美しい横線が走る。解除したい場合も全く同じキーを再度押すだけというトグル動作になっているため、直感的に扱えるのが魅力だ。
一方で、macOSを利用する環境ではキー配置が異なる。「Command + Shift + X」が最新の標準ショートカットとして割り当てられているほか、環境によっては「Command + 5」でも機能する。Macユーザー特有のキーバインドに戸惑うこともあるが、この操作を指に覚えさせるだけで、フォント設定ダイアログを呼び出す無駄な往復動作は完全にゼロになる。