荒川河川敷を挟んで繰り広げられる演出の妙。埼玉県戸田市側と対岸の東京都板橋区側では、グラウンドデザインのコンセプトが明確に分かれている。戸田市側の最大の見どころは、音楽と光が完全にシンクロする「Sky Fantasia」だ。過去最大規模の光量と音響設備を投入し、夜空全体を巨大な劇場へと変貌させる。
実行委員会への取材によれば、東側と西側のエリアで流れる楽曲や光のグラデーションに意図的な違いを持たせているという。西側が叙情的な尺玉の余韻を楽しませる構成なのに対し、東側は最先端のプログラミングを駆使した連続スターマインで観客を圧倒する。両岸が競い合い、高め合うスタイルこそ、このイベントの真骨頂と言える。