食品だけでなく、ファッションや日用品の分野でもファクトリーショップの存在感が増しています。特に国内屈指のモノづくり産地では、ハイブランドのOEM(受託製造)を手掛ける優良工場が、自社直営のショップを展開する動きが活発です。
新潟・五泉のニット工場や、大阪・泉州のタオルファクトリー、岡山・児島のデニム工房などでは、世界的なハイメゾンに納品されるレベルの極上アイテムが、ブランドタグが付く前のファクトリー直販価格で購入できます。流通に乗れば数万円するカシミヤニットやセルビッチデニムが、1万円以下で手に入ることも珍しくありません。
また、年に数回開催されるアパレルメーカーのガレージセールやアトリエ開放日には、撮影で使用されたモデル着用サンプルやコレクションの試作品が出品されます。ファッション感度の高い層にとって、他では手に入らない希少なアーカイブを掘り出す絶好の穴場となっています。