症状に応じて「セルフケアで様子を見てよい状態」と「直ちに受診すべき危険な状態」の判断基準を明確に提示します。
自宅ケア(2〜3日の経過観察)で様子見できる条件
- 痛みが軽微で、触れたときに少しピリッとする程度である。
- 腫れが鼻の穴の入り口付近に限定されており、鼻の外側や顔面には広がっていない。
- 発熱や倦怠感などの全身症状が一切ない。
- 市販の抗菌軟膏を清潔な綿棒で朝晩塗布し、日ごとに痛みが軽減している。
今すぐ耳鼻科(または皮膚科)を受診すべき危険なサイン
- 鼻の中にできものができて耳鼻科に行くべきか迷うほどの強い拍動痛(ズキズキ痛)がある。
- 鼻頭や鼻翼が赤く腫れ上がり、触れなくても顔面が熱を持っている。
- できものから黄色や緑色の悪臭を伴う膿が出続けている。
- しこりが硬く、2週間以上経過しても縮小しない(または増大している)。
- 片側だけの強い鼻づまりや、頻繁な鼻血を伴っている。
受診先としては、鼻腔内全体の構造を内視鏡(ファイバースコープ)で詳細に観察できる「耳鼻咽喉科」が最も確実です。鼻の入り口表面の純粋な皮膚炎であれば皮膚科でも対応可能ですが、奥の病変やポリープ、副鼻腔との関連を精密に調べるには耳鼻咽喉科の受診が推奨されます。