Q1:輪ゴムを挟んでも滑ってしまい全く回らないときはどうすればいいですか?
A1:輪ゴムで回らない場合は、すでにネジ溝の損壊が進んでいるか、ネジがサビやネジロック剤で強固に固着しているサインです。それ以上同じ作業を繰り返すと溝が完全に消滅するため、直ちに作業を中断し、「KURE 5-56などの浸透潤滑剤を吹いて15分置く」「ネジザウルスで外側から頭を掴む」のいずれかへ手順を切り替えてください。
Q2:ネジザウルスで掴めない「皿ネジ」の頭が潰れた場合はどう外しますか?
A2:部材とネジ頭がツライチになっている皿ネジには、頭を掴むプライヤーが使えません。この場合は電動ドライバーに「ネジ外しエキストラクター(逆タップ)」を装着して引き抜くか、ネジ頭に金切ノコやリューターでマイナスの一本溝を削り出し、幅広のマイナスドライバーを押し当てて回す方法が有効です。
Q3:回している最中にネジの首が折れて、ネジ部が埋まったまま残ってしまいました。
A3:折れ残ったネジの断面にポンチで正確にセンター穴を打ち、極細のドリル刃で慎重に下穴を開けた上で、細身のエキストラクターを打ち込んで左回転で抜き取ります。ドリル作業で母材のネジ山を痛めてしまった場合は、ワンサイズ上のタップを立て直すか、「ヘリサート(ネジ山補修インサート)」を挿入してネジ穴を再生します。
Q4:ドライバーを回すとき、正しいサイズの選び方はどう確認すればよいですか?
A4:ネジの溝にドライバー先端を差し込んだ状態で、左右にわずかに揺らしてみてください。カタカタと遊ぶ隙間(ガタつき)がある場合はサイズが小さすぎます。先端が底までしっかり着地し、遊びがほぼゼロで吸い付くようにフィットする番手(家庭用はNo.2が主流)を必ず選んで作業してください。