どれほど時代が移り変わり、科学が発達しようとも、私たちがオカルトや怪異現象への興味を失うことはない。それは未知なるものへの根源的な恐怖が、自らの生存や日常の尊さを再確認させる契機になるからに他ならない。画面越しに安全な場所から恐怖を覗き見る体験は、現代人にとって一種の精神的なデトックスとして機能している。
実話投稿をベースに練り上げられた物語の数々は、決して絵空事ではなく「明日は我が身かもしれない」という不気味な余韻を残す。あの夏、テレビの画面を通して感じた凍りつくような悪寒の正体。それは、私たちが普段目を背けている現実の綻びそのものだったのかもしれない。 (出典: ほん怖 2022(Yahoo!ニュース))
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