大量閉店を経て「完全に消滅した」と誤解されることも多い東京チカラめしですが、2026年現在も着実に生き残り、新たなビジネスモデルを確立しています。
国内店舗の現況
国内の直営・ライセンス実店舗は、千葉県の「新鎌ヶ谷店」や大阪の「大阪日本橋店」などごく限られた希少拠点となっています。これらの店舗は、かつての味を愛してやまないファンが全国から訪れる「聖地」と化しており、適切な人員配置と丁寧な調理によって高いクオリティを維持しています。
香港での大ヒットとグローバル展開
国内での苦境とは対照的に、2021年以降に進出した香港を中心とするアジア市場では「日本の本格鉄板牛丼」として大ブレイクを記録しました。旺角(モンコック)をはじめとする現地店舗では、出店時に数時間待ちの行列ができるなど絶大な支持を獲得。現地での成功を受け、アジア市場でのブランド価値を逆輸入する形で、国内でも冷凍自販機やECサイトを通じた冷凍パック販売、キッチンカーでのイベント出店など、固定費を抑えた柔軟な復活戦略が展開されています。