今年は何年?2026年最新の令和早見表と履歴書で迷わない変換術

今年は何年?2026年最新の令和早見表と履歴書で迷わない変換術

今年は何年?2026年最新の令和早見表と履歴書で迷わない変換術の真相や最新動向に迫る! わかりやすい言葉でご紹介しています。

2026年を語る上で、もう一つ大きな注目を集めているのが今年の干支である「丙午(ひのえうま)」です。一般的な会話では「今年の干支は午(うま)年」と表現されますが、本来「干支(えと)」とは、10種類ある「十干(じっかん:甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸)」と、12種類ある「十二支(じゅうにし:子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥)」を組み合わせた60通りの周期(十干十二支)を指します。

2026年は十干が「丙(ひのえ=火の兄)」、十二支が「午(うま=火の属性)」にあたり、10と12の最小公倍数である60年に一度だけ巡ってくる「丙午」の年です。ちなみに、生まれた干支が60年後に再び巡ってくることから、満60歳のお祝いを「暦が還る=還暦(かんれき)」と呼びます。つまり、前回の丙午である1966年(昭和41年)生まれの人は、今年2026年にちょうど還暦を迎えます。

ネット上では「丙午の年に生まれた女性は気性が激しく、夫の命を縮める」という古い言い伝えが話題に上ることがあります。しかし、歴史民俗学や人口統計の客観的データを検証すると、これがまったく根拠のない江戸時代の創作と誤解から生まれた迷信であることが分かります。

国立国会図書館の文献資料や歴史研究家の解説によると、もともと中国の陰陽五行説において「丙」も「午」も火の性質を持つため、「丙午の年は火災が多い」という警戒感が存在していました。そこに江戸時代初期の天和2年(1682年)、恋人に会いたい一心で放火事件を起こした「八百屋お七(やおやおしち)」の物語が浄瑠璃や歌舞伎として大流行します。お七が1666年(丙午)生まれだったという設定が広まり、いつしか「火事の迷信」と「女性の気性の激しさ」がすり替わって定着してしまったのです。

驚くべきことに、今から60年前の1966年(昭和41年)の丙午では、この迷信を気にした親世代による産み控えが全国規模で発生しました。厚生労働省の人口動態統計によると、1965年の出生数が182万3,697人、翌1967年が193万5,647人であったのに対し、1966年だけは136万974人(前年比約25.4%減)へと劇的に落ち込んでいます。当時の特番インタビューや1966年生まれの当事者によるエッセイ・手記では、「クラスの人数が前後の学年より明らかに少なく、大学受験や就職試験の倍率が低くて本当に得をした」「迷信のおかげで競争が緩やかだった」というポジティブな回想が数多く記録されています。

2026年の現在においては、SNSや知恵袋の反応を見ても「60年前の迷信を信じる人はいない」「むしろ火のエネルギーが強くて情熱的・行動力がある縁起の良い年」と捉える声が圧倒的多数を占めています。

木村 陽翔
著者

木村 陽翔

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。