ソーシャルメディアや各種コミュニティに寄せられた過去の国技館観覧経験者の手記や取材証言を精査すると、華やかなテレビ画面の裏側にある「長丁場の現実」が浮かび上がってきます。
ある参加者は特番終了後の取材に対して、次のように現場の過酷さと高揚感を語っています。
「テレビで見ているとあっという間のCM中も、現場ではスタッフが走り回り、秒単位の指示が飛び交う異様な緊張感があります。マス席に4時間以上座り続けるのは体力的になかなかハードでしたが、フィナーレで出演者全員が合唱する瞬間の地鳴りのような歌声と会場の一体感は、一生忘れられない鳥肌モノの体験でした」
一方で、SNS上には「トイレ休憩のタイミングが非常に難しい」「CMに入った瞬間に一斉に化粧室へ向かうため、長蛇の列で次のブロックの開始に間に合わなくなりそうだった」という切実な声も多数散見されます。テレビ中継の合間には前説やチャリティの案内アナウンスが入るため、客席に座っている間は退屈する暇がない反面、水分補給や体調管理を自律的に行わなければならないタフな現場であることは間違いありません。