ファンの間で今なお熱烈な支持を集める「集められた名探偵」ですが、映像配信サービスやコミックスで振り返る際に「具体的に何話を見ればよいのか」を探す読者は後を絶ちません。本作は2001年1月8日、21世紀の幕開けを飾る新春企画としてアニメ第219話「集められた名探偵!工藤新一vs怪盗キッド」と題された2時間スペシャル枠で初放映されました。当時の制作関係者の証言や公式記録によれば、前半部に『まじっく快斗』屈指の人気エピソードである「時計台の対決」を組み込み、後半部に本編である「黄昏の館」での惨劇を描くという、極めて異例かつ豪華なオムニバス構成が取られています。
原作漫画における収録先は、小学館の少年サンデーコミックス第30巻FILE.4「集められた名探偵」からFILE.7「蠢いた…」までの計4話です。なお、時計台パートに関しては『まじっく快斗』単行本第4巻に収録されたエピソードがベースとなっており、青山剛昌ユニバースが交錯する記念碑的な構成となっています。読売テレビ・日本テレビ系列での本放送以降、2003年の再放送やデジタルリマスター版の前後編分割放送などを経て、2026年現在の主要サブスクリプション配信(Hulu、DMM TV、U-NEXT等)でも名作アーカイブの筆頭としてラインナップされ続けています。