実際に2ヶ月10キロ痩せた見た目の変化は劇的です。フェイスラインがシャープになり、鎖骨や肩回りの骨格が際立つほか、ウエストサイズは平均してマイナス8〜12cmほど変化します。着用していた衣服のサイズが2サイズ近く下がるなど、周囲から一目で気づかれるレベルの変貌を遂げます。
しかし、急激なペースでのサイズダウンには、避けて通れない2大リスクが存在します。
第一のリスクが皮余り急激な減量リスクです。皮膚のターンオーバーやコラーゲン線維の収縮スピードが脂肪の減少ペースに追いつかない場合、下腹部や二の腕、太ももなどにたるんだ皮膚が残ってしまう現象です。これを最小限に抑えるには、タンパク質とビタミンC、亜鉛を十分に摂取し、筋トレで皮下組織にしっかりと筋肉の張りを作ることが予防策となります。
第二の壁が「停滞期」です。急激な体重減少に対し、脳の視床下部が飢餓状態と判断してエネルギー消費を抑える「ホメオスタシス(恒常性維持機能)」が働くことで、体重が数日から2週間ほどピタリと止まります。効果的な停滞期乗り越え方は、慌てて食事量をさらに減らすのではなく、1日だけ摂取カロリーをメンテナンスカロリー(維持カロリー)まで戻して代謝シグナルを再点火する「リフィード」を取り入れるか、塩分・水分摂取を見直して体内の水分貯留を解消することです。