デジタル出願の普及に伴い、ネット上では誤った情報や根拠のない都市伝説が拡散され、受験生を無用に動揺させるケースが目立っています。ここで代表的な3つの誤解を是正しておきます。
誤解①:「合格発表の瞬間にマイページへログインできないのは、不合格の兆候である」
これは完全なデマです。ネット掲示板などで「ログインできる人は合格者で、サーバー落ちしている人は落とされている」という書き込みが見られますが、システムの仕様上、合否判定データとログイン認証のサーバー通信は完全に独立しています。ログインできない原因は単純なネットワーク回線の混雑やIP単位の接続制限であり、選考結果とは1ミリも関係がありません。
誤解②:「決済直後に出願状況が『未完了』になっていると無効になる」
これも毎年問い合わせが殺到する典型例です。クレジットカードやコンビニでの支払いが完了しても、高校が発行した「調査書」が大学の入学手続係に届き、バーコード読み取り処理が完了するまでは「書類未確認」や「手続き中」のステータスにとどまります。消印有効日までに正しく発送していれば問題なく受理されるため、マイページの表示変更を過度に恐れる必要はありません。
誤解③:「スマートフォンでダウンロードした受験票画面を見せれば会場に入れる」
絶対に通用しません。試験監督者による本人確認および座席照合は、机の上に置かれた物理的な紙の受験票を用いて行われます。画面提示での受験は認められず、当日会場本部で仮受験票の再発行手続きを行うことになり、貴重な試験前の集中力を大きく削ぐことになります。